接ぎ木

☆ 2003年1、2月 ☆


10数年前までは、バラ栽培は土耕でした。

その時点ではバラは、ほとんど接ぎ木でした。

ロックウール栽培にて栽培が始まり、挿し木でも十分成育が可能となりました。しかし近年のロックウール栽培においてバラの立ち枯れの問題がクローズアップされてきています。自園においてもその限りではありません。

バラ栽培の原点に戻り、今年の苗においては接ぎ木を主体として行っています。もちろんバラにおいてはローヤリティーの問題が絡みますので自家増殖の出来る品種のみです。

 以下、バラの接ぎ木のタイプを表示します。

 

根に接ぐ方法

枝に接ぐ方法

野ばら 根のみ切り取って接ぎ木をします。

温室に野ばらを植えておいて伸びた枝に接ぎ木します。
  根に接ぎ木した状態です

枝に接ぎ木した状態です
接ぎ木してロックのキューブに植え込んだ状態です

接ぎ木後15日目です

接ぎ木してロックのキューブに挿し木した状態です

挿し木後15日目です

挿し木1ヶ月後、キューブの下から白い根が出てきています。

芽の出方は遅いけど根は同じようにキューブの下から出ています。

 

従来から行われている接ぎ木

秋に咲くバラは、色鮮やかで春のバラとはまた違った一面を楽しませてくれます。

この時期を過ぎると冬の寒さに耐えるため茎の中に十分の栄養分を蓄えて休眠に入ります。

従来バラの接ぎ木は、年明けの1月、2月に行われていました。茎に十分蓄えた栄養分を元に台木(野ばら)に接ぎ木をして増やしてきました。

 

冬の寒さに耐え養分を十分に蓄えた枝です

ロウを湯せんにて一定に保ちます。

接ぎ木した苗の穂の部分の蒸散を防ぐためロウにつけます。その時一番注意することは、ロウの温度が60℃に保つことです。それも手早くしないとばらの細胞が高温のためやけどします。

接ぎ木した苗をロウにつけ保護します

従来は、この状態で土に植え込み、春に苗として本場に植え込みました。ロックウール栽培になって接ぎ木した苗は、ロックのキューブに植え込み、温室にて育てます

接ぎ木後1ヶ月の苗です。

この様に温室で管理して5月〜6月の植え替え時期まで管理します。


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